歴史漫画「応天の門」天才菅原道真が謎を解き明かしていく!
皆さん、こんにちは
二回目に紹介する漫画は応天の門です!
この漫画も初めて聞いたという方が多いのではないでしょうか
今では天神さまとして祭られている菅原道真の若かりし頃描いたクライム・サスペンスです。
目次
1.漫画連載データ
連載時期 | 2013~ |
作者 | 灰原薬 |
出版社 | 新潮社 |
掲載誌 | 月刊コミック@パンチ |
巻数 | 既刊7巻 |
2.主なあらすじ、概要
藤原氏が朝廷の実権を掌握しつつあった時代。平安京の貴族たちの間では、不可解な事件や出来事は、当時信じられていた鬼や物の怪などが引き起こすものだと思われていた。
そんな事件の一つを共に解決した業平と道真は、以降も都で起こる怪奇事件を解き明かしていくが、次第に事件の背後に関わる藤原氏と伴氏の勢力争いに巻き込まれることになる。
3.登場人物のイメージ
菅原道真というとおっさんのイメージが強いので、青年の道真はなかなか新鮮でした。また、在原業平も女たらしなお兄さんってイメージだったのですが、こちらだといい感じのおっさんでした。
藤原はやっぱり悪い感じで描かれていますねw
こっちはイメージ通りでした。
その他の人物は、名前は何となく聞いたことがあるよくらいなので・・・
4.ガリレオのような
物語の流れとしては不可解な事件が起こり、それを道真が科学的に解決!って感じですかね。
当時はやはりそういった出来事を物の怪などの仕業だと考える人が多かったのかもしれませんね。
方違えや物忌みをみんな信じていた時代ですから・・・・・
ただ、道真はそんなの信じないぞってスタンスですw
問題を解決したときはなかなか痛快です!
あと、業平は道真に頼りまくりですw
5.史実と漫画
時代は藤原家が摂関政治を確立するちょうどそのころです。
出来事一つ一つは史実に基づいているのかはわかりませんが、大まかな流れは史実通りに進んでいくと思われます。
日本史に詳しい方などはより楽しめるかと!
あっ、ただ結果なんとなくわかっちゃうと思いますけどw
ラストはあの事件を解決して終わりかなw
6.まとめ
一話一話しっかりと描かれているので、飽きずにサッと読めちゃうと思います。
絵も特別うまいというわけではありませんが、ストーリーに一気に引き込まれますよ。
今後ストーリーはさらに盛り上がっていくと思うので、期待ですね!
紫式部などより前をテーマにした平安時代の漫画はあまり多くないと思うので、ぜひ読んでみて下さい!
あと、歴史漫画にしては刊行ペースが遅くないかな?